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これを書きあげるころには3回戦のPT換算期限はとっくの昔にすぎているのですが、どうしても書いておきたくてアルで1本!!
アイロニカさんと共闘させていただけるとのことで…アル頑張ります!
追記から!!

アルマンダインと一緒に戦ったあと、お互い体勢を整えるために別れた。
また、ひとり。

どこを向いてみても、激戦が続いているようで、それがアルデラの若干の不安を掻き立てた。

…自分の好きな人は、みんな無事だろうか。

はかせも、おにいちゃんもおねえちゃんも、友達も。
みんな、無事でいてほしい。
いつか、アイおにいちゃんに言われたように、『し』でお別れするのは嫌だ、と思った。

そこへ。

「アル?…アルじゃないか…怪我はないか?」

「…!…アイおにいちゃん…うん、アルへいきだよ」

アイおにいちゃんのことを考えていたら、その本人が目の前にいて、流石のアルデラも少し驚いた様子を見せた。
そんなアルデラに、かけられた言葉。

「アル、この作戦は自由参加だったはずだよ、拠点に早くもd「…いや」

その言葉を遮るように口をついて出たのは、アルデラの正直な意思。

『元気なものはついてこい』

そう、言われた。
元気がない人たちのために、自分が頑張れば、みんなとお別れしなくて済む。
もちろん、アイおにいちゃんとも。

「…アル…」

「…アル、いつも、アイおにいちゃんにたすけてもらってばっかり、だから…アルも、おにいちゃんのために、なにかしたい」

そこまで言いきったアルデラの眼の光は強い。
それを見たアイおにいちゃんの表情は、苦笑の形に歪んで。

「……仕方ないな…でもアル、ひとりは危ないよ、一緒に行こう」

そう促されて、ふたり。
お互いに周囲の様子をうかがいながら歩いていると。

「アル、伏せて!」

「!!?」

言われた通りバッと伏せると、小さな鉄の刃物が頭を掠めるように飛んできた。
飛んできた先には、変わった服を着た人。

「…敵か…だが、我々ISHが負けるはずはない…私が隙を作るから、あとは…アル、出来るかい?」

「…うん」

はっきりと肯定する。
お別れ、したくない。
絶対に。

ビリジオン様には悪いけれど、プレートのことは関係なく、ただ、目の前の大好きなおにいちゃんを守りたい。
その意志が、アルデラの体を動かす。

「…おわかれも…もうまもってもらうのも…いや…!!!!」

…アイおにいちゃんに奇襲されてよろめいた相手を、両腕から発した電気が直撃した。




……………

打てた!!
そんなわけで、アイアルの共闘SSでした!!
これを機に、アルは自分の『大切な人』と『大好きな人』について考え始めます。
自覚はこのもう少しあと!
ちゃんと!書きます!!
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電気蜘蛛は毒蛇の夢を見るか?
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