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うん…正直ただ打ちてぇよ打つってなって打ったSS!!
NL要素濃い目、つかそれしかない。

追記から!!

もし、私に一つだけ質問ができるのなら。
この状況の意味を教えてほしい。
出来る事なら、可及的速やかに。

「あんな男に渡さないから。分かってるよね?」

そんな言葉を頭上に聞きながら、そう、切実に思った。

……………

ことは、およそ10分前にさかのぼる。
訓練を終え、自室へ戻ろうとした矢先、同僚の男に声をかけられた。
同じ陸軍だし、訓練の時間もよくかぶる同僚だった。

「お疲れ」

「そちらこそ」

軽い会話を交わしつつ、お互いの労をねぎらう。
ここまでは、普段どおりではあった。

「あ、そういや今日給料日か…お疲れついでに一杯どう?」

「は?」

思わず頓狂な声をあげる。
正直、この同僚と2人で飲みに行くほど私は言葉を交わしていない。
断ろうと思い、声を発そうとした、その瞬間。

「…タリス、ちょっといい?」

「ヒムカ?…あぁ、別に構わんが…」

正直、断るのにちょうどいい口実ができたくらいに思っていたのだが。
…どうやら、私が甘かったらしい。

……………

そして、現在に至る。
一体どこで何をどうしてこういう状況になっているのか分からないまま、こうして時間だけが経過していく。

「あーっと……ヒムカ、何を勘違いしてるのかはわからんが、私は別n……っ!!?」

一体私も何を弁明しようとしているのか分からんが、その言葉を言いきる前に、背中にかかる圧力に一瞬息が止まる。
…こいつは時々こういうことをしてくるから、こういう事態に慣れていない私は混乱するしかない。

「あっ、あの、お前いったい何してっ…」

「…だから危なっかしいって言うんだ…」

ぎゅっと力を込められ、目線を合わせることもできない私に、そのまま言葉を継ぐ。

「もう、どこにも行くな」

突然のことに気が動転しつつも、何とかその言葉を飲み込んで、私は。

「…私は、お前以外の所に行こうと思ったことなど、ない」

抱きしめられるままに体を預け、小さく抱き返してようやく絞り出せた言葉は、私の本心。




……………

うん正直すまんかったァァァァァァァ!!!!!!
いや…結構前にTLでお話してたことを思い出してやべぇ打ちてぇってなって打った!!!!!
ヒムカさんお借りしました全力土下座!!!!!
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電気蜘蛛は毒蛇の夢を見るか?
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