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企画稼働当初からずっと絡みたいって言っててシンシアさんと絡んでなかったので!
アフターでおいしい絡みをいただきましたのでSS化!
追記から!!

左目の治療を終え、何とか麻酔も切れてきて、それなりに自由に動けるようになった。
…せっかく、普段来ないISHまで来ているので、ということで、いったんヒムカと別行動をとり、1時間後にギアステーションで落ち合うことにした。

「(…とはいえ…)」

あいにく、私は機械に弱い。
こう最先端技術ばかりの場所では、触れたら壊してしまいそうで何もできない。
途方に暮れていると。

「…あ、あの…」

「…ん?」

「その、何か、お困りですか…?」

どうやらISHの住民らしい女に声をかけられた。
正直困ってるとかそういうレベルの話ではなかったので、渡りに船といったところか。

「…あーっと…正直ISHは技術革新が進み過ぎていて私にはよく分からないのだが…」

もっとも、そのおかげで私はこうして両目を取り戻しているわけなのだが。
すると、女がおずおずと口を開く。

「あ、あの…私でよければ…ご説明しましょうか…?」

「頼んでもいいか?」

立ち話も何だし、ということで、近くにあった店に入る。

……………

「ここのケーキ、私好きなんです」

そう言って、控え目に微笑むと、美味そうにケーキを頬張る。
私も、小さめのケーキを注文して食べる。

「…なるほど…美味いな」

少し研究すれば家でも作れるかもしれないな、などと思いながら、そのシンシアと名乗った女としばらく話をする。
…どうやら、先の戦争にも参加していたらしく、謝罪を述べられたが、その際には知らなかったし、なによりもう済んだことだ…これからは、関係を良好に保つことを念頭に置いた方がいいだろう。
そこまで話すと、ようやく安心したようで、少し緊張を解いたらしい笑顔を見せてくれた。

「…おっと…」

「どうしましたか?」

「連れとの待ち合わせ時間が近いんだ…ここからギアステーションはどう行ったらいい?」

聞けば、そう距離はないので案内してくれるとのことだった。
その言葉に甘え、案内してもらうことにした。

……………

「あっ来た来た!どうした、迷子にでもなってた?」

「すまん、ISHの技術がよくわからなさすぎて…彼女にいろいろ教わっていたんだ」

すでに着いていたヒムカに謝罪の意を伝えると、シンシアの方に向き直る。

「改めて、今日はありがとう…いろいろと助かった」

「いえ、全然…私も楽しかったです…あ、あの…」

「?」

「また、遊びに来てくださいね?」

そう言って、ぎゅっと抱きついてくる。
その頭を軽く撫で、頷いた。

「…お前も、いつかホウエンまで遊びに来い…近くに来た時には茶くらいだすぞ」

「…はい!」

電車を見送る彼女に別れを告げ、ホウエンに戻る。




……………

うおおおお打てた!!!!
左目治療後にシンシアさんとお茶する絡み貰ってたので!!
うふふ可愛いお嬢さんとお茶とかまじタリス羨ましいですねそこかわれ←

シンシアさんと、ちろっとですけどヒムカさんお借りしました!!
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電気蜘蛛は毒蛇の夢を見るか?
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